消費者金融大手プロミスでの借金、つい返済を遅延してしまった…

「まさか、こんなことになるだなんて思いもよらなかった…」と首を項垂れるのは城木恵さん(仮名・29歳)。

城木さんがプロミスで融資を受けた金額は、30万ほど。昨春、地元の専門学校を卒業、東京に本社のあるアパレル会社に就職し、販売員として働いていました。同じ専門学校の出身で、郷里から一緒に上京した友人二人と、郊外の賃料15万ほどの賃貸マンションをルームシェアしていたのですが、生活習慣の違い、男性問題などのトラブルなどから一年経たずにルームシェアを解消。それぞれがひとり暮らしをスタートさせることになりました。とは言っても、根が寂しがり屋の城木さん。彼女的にはルームシェア解消は乗り気ではなかったとか。交際を始めたばかりの営業職の男性に、同棲を持ちかけ、一緒に住むことにして、ようやく安堵しました。30万は、マンションを借りるための礼金・敷金としての費用でした。会社からほど近いところの、賃料9万円の1DKマンションを借りた城木さん。月収手取り20万はその年代としては少なくない金額ですが、ひとりで9万円の家賃を払うにはカツカツです。販売員は服も購入しなければなりません。さいわい家賃は恋人と折半という約束だったので、お金の心配はしていませんでした。しかし、恋人は、マンションにほとんど寄りつきません。そのうち、「ほとんどこの家で暮らしていないのだから、家賃を払う必要はないだろう」と言い出す始末。ギリギリの生活の中で、プロミスへの返済も遅延してしまいました。

プロミスから借金返済の督促状が届き、大慌て。しかし、払うお金がありません。仕方なく、手持ちのクレジットカードでキャッシングをし、返済にあてました。しかし、あらたに借り入れしてしまったキャッシングの返済だって、できるあてがあるわけではない…。

そうして多重債務に陥ってしまった城木さん。郷里の両親と相談し、債務整理をしました。この件は個人の信用情報に記載されますから、当面はあらたにお金を借り入れることができません。「結婚でもすれば、住宅ローンを組むことなどがあるかもしれない…。そのときは、今回のことを教訓に、借入時はあくまで返済可能な額だけを借りるように、借金の返済中は身の丈にあった生活をするように、肝に銘じておきます」。

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