コンシューマーファイナンスって何?消費者金融のこととは違うの?
コンシューマーファイナンスというコトバを、聞いたことがありますか。
「コンシューマー?なにか、化粧品だったか健康食品だったかで、そんな文字を見た覚えがある気がする…」。そう呟くあなた!そうそう、それです。化粧品や、健康食品の使用中になにか不具合が生じた場合、「これはひとつ、販売会社に文句のひとつも言ってやらないとならないな!」と化粧品や健康食品の空き箱、包装紙、あるいは、本体の裏側や底部をくまなく確認する…。そのとき目にするのが、〝コンシューマーセンター〟あるいはお客様相談室の文字ではないでしょうか。コンシューマーとは、消費者のこと。この場合、化粧品や健康食品の場合、その商品を購入し、実際に利用している人を差します。
コンシューマーファイナンスのコンシューマーとは消費者のこと、ではファイナンスは?ファイナンスは「金融」のことを差しています。もっと言えば、お金回りのことです。つまり、資金調達(融資)と、資金の運用などについてのことをひっくるめて、ファイナンスと称しています。コンシューマーファイナンスを直訳すれば、なんてことはない、〝消費者金融〟の意味になりましたね。
私たちは、消費者金融を「お金を貸してくれるところ」、すなわち、貸金業者として捉えています。厳密に言いますと、消費者金融は、消費者=一般人、個人に対して、融資を行っている金融機関ということになります。銀行、銀行以外の貸金業者も、個人に対しての融資を行っているなら、消費者金融、コンシューマーファイナンスということになるのです。